ようこそ、おいであそばせ。ナイカナです。
さて来ましたね、白石紬ソロ曲2曲目「さかしまの言葉」
聞いてない方はさっさと開放しましょうね。名曲なので。
覚悟はしてたんですけどね、息ができなくなってしまった・・・・
さかしまの言葉は作曲は瑠璃色金魚と花菖蒲の作曲もされた中村彼方先生、
作曲編曲はD/Zealの2曲を手掛けた高橋諒先生です。ありがとう、本当にありがとう
前回の記事ではソロ曲1曲目瑠璃色金魚と花菖蒲についてお話ししました。
そのときアマテラスみたいなのがいいなって言いましたが、
さかしまの言葉、アマテラスじゃん
正確に言えば白石紬なりのアマテラスですね。アマテラスと違って愛を叫べるわけではありませんが、確実に紬の想いが伝わる、そんな1曲です。求めていたものを120%で叩きつけられました。最高。
以下では現時点ではありますが曲の解釈をば少々していこうかなと思います。
まず曲名なんですが
さかしま【逆しま】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
① 道理にそむく・こと(さま)。よこしま。 「 -な心を抱く」
② 逆さま。さかさ。
ダブルミーニングな曲名で思っていることとは逆の言葉、または道理に背く言葉という意味ですね。曲の解釈も概ねこれに沿ったものです。
”「寄り道してみようか」~塗ってしまう”まではプロデューサーにスカウトされ、そしてアイドルとして活動してきたことを示してます。紬曰くプロデューサーはお気楽で、ときどき無責任な人間らしいですから、そんな軽さで紬を新しい世界に世界に連れてきたということなんでしょう。
”いつもそう~気持ちも知らないのに”は自分の想いに気づいていないのに、より思いを深めるような言葉をかけるということだと思います。単身金沢から上京した紬にとって自分を見つけてスカウトしたプロデューサーの言葉は思っていた以上に大きかったのでしょう。
あと掬われた=救われたの言葉遊び最高じゃない?????
”素直になれない~さかしまの言葉”はいつもの紬の言動を見ていれば分かりますがプロデューサーに対して当たりがが強いですね。でも本当は素直に想いを伝えたい、けれど結局想いとは逆さまの言葉を言ってしまうということですね。
”意地悪なのは~歪な心”は想いと逆なことを言ってしまうのは自分の孤独ゆえだと歌っています。いつもプロデューサーに鈍感で無神経で無遠慮でぶしつけでetc..と言ってる紬がこの歌詞を歌うの
卑怯。
”苦しい気持ち~息すら上手に吸えないの”はプロデューサーへの想いに気づいてしまい、もうプロデューサーがいなくては過去も未来も考えられないほどだということではないかと思います。
瑠璃色金魚と花菖蒲では吐き出す空気は決して水面に隔てられプロデューサーには届きませんでしたが、さかしまの言葉では届くところにいるのに空気を吐き出すことができないのです。
想いを届けられるくらいの距離にいるのに伝えることができないのですね。1曲目からの紬の変化が見られてここ
最高です。
”ゆるがない~胸を貫くの”はあれだけ悪態をつくようなことを言っても出会った時から変わらないプロデューサーの態度に対して、素直になれない自分を悔しく思う紬の気持ちが歌われていると思います。
そしてここでは”また”と歌われていますが、瑠璃色金魚と花菖蒲でも泣くという表現があります。そこでは悲しみで彼女は泣いていましたが、さかしまの言葉では悔しさで泣いています。ただ悩み、泣くのではなく、努力をして泣いているのです。
ここからも成長を感じられて大変エモいです。
さかしまの言葉は恐らく瑠璃色金魚と花菖蒲と比較することを前提にある気がします。アンサーソングとまではいきませんが、瑠璃色金魚で出てきた歌詞を引用する等確実に意識はあると思います。
フルが配信された際は1回瑠璃色金魚と花菖蒲を聞いてから聞くと良いかもしれません。
そしてさかしまには先ほど述べた通り道理に背くことという意味があります。
アイドルにとって道理に背くことの1つに、誰か1人の
だからこそ歌に乗せて想いを伝えるのです。彼女はアイドルですから。
また実装されたメインコミュの題名は「だから、届いて」です。プロデューサーが数日海外へ出張するのを長期だと勘違いして、次の公演が最後であると思って・・・みたいな話ですが彼女はこういう機会でないと自分の想いを素直に伝えられないのだな、そしてこういう機会だからこそ想いが届いてもよいと思えたと感じられて紬のその不器用さがとてもとても愛おしく感じました。紬の想いはしっかりと受け取りました。彼女が
紬Pで良かった。
最高の曲と最高のコミュをありがとう神ドル神ター神オン神ブ!神ター神ズ。
ではみなさん、いらしておいであそばせ。